RDBMS:SELECT文を理解する

SELECT文の基本

下記のようなテーブルからデータを選択したい時に使用するのが、SELECT文。 image.png

全ての列を出力

  • コマンド:select * from テーブル名;
  • 実行例:image.png

特定の列を出力

  • コマンド:select カラム名 from テーブル名;
  • 実行例:image

列に別名をつける

  • コマンド:select カラム名 as 別名 from テーブル名
  • 実行例:image.png

重複行を省く

  • コマンド:select distinct 対象カラム名 from テーブル名
  • 実行例:image.png
  • 備考:NULLもデータとして扱われる

コメント

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行を選択する

  • コマンド:select カラム名 from テーブル名 where 条件式
  • 実行例:image.png

算術演算

SQL文で使える四則演算は、足し算(+)、引き算(-)、掛け算(*)、割り算(/)で、これらをまとめて算術演算子と呼ぶ。

算術演算子を用いる時の注意点として、演算するセルがNULLの場合、演算結果もNULLになるという点。ただ5 + NULL = 0のようにNULLを0とみなしてほしいというときの対象方法もある。それは六章で。

image.png

比較演算

両辺に記述した列や値を比較する記号を比較演算子と呼ぶ。使える主な演算子=,<>,>=,>,<=,<で、<>は等しくないという意味を指す。

基本的な使い方は下記のような感じ。

  • コマンド:where句と組み合わせて使う
  • 実行例:image.png

NULLで分ける

  • コマンド:where句と組み合わせて使う
  • 実行例:image.png

論理演算子

SQL文でもAND演算子とOR演算子が使える。いずれも複数の条件式を組み合わせる際に使う。

  • コマンド:where句と組み合わせて使う
  • 実行例:image.png

参考