OSS 開発活動は怖くないよ

初めてOSSにIssueを立てました🙌この記事ではアラサーおじさんの僕が OSS 開発活動を通して感じたことや学んだことなどをまとめておこうと思います。

なんで OSS 開発活動をしてみようと思った?

業務でも個人でも OSS を利用をする機会がとても増えてきていて、そのOSSの活動がどのように行われているのか気になっていた。一方で、OSS開発活動は つよつよなエンジニア達による主戦場という認識であったため敬遠していました。

お世話になっているプログラミングスクールのフィヨルドブートキャンプから案内があり、せっかくの機会ということで OSS開発活動に参加してみました💪

OSS 開発活動は OSS Gate コミュニティで実施されているワークショップにて実施しました!

覚えておきたい、OSS 開発活動の肝

OSS活動の肝の考えは『助け合いの精神』ということ。

上記を踏まえるとOSSの活動は Issue の報告のみでもよく、 必ずしも改善方法を提案する必要はない ということでした。

これまでの OSS 活動のイメージは、バグを見つけたら『バクと改善方法の提案』までがセットだと思っていたので、活動のハードルはだいぶ下がった気がします。

またIssueを立てた際に、『採用されようが採用されまいがOSS活動としてはOK』ということもお聞きした。そうした部分も OSS のコミットをする上で、だいぶ障壁が下がった気がしました。

ただあくまでも『助け合い』の場なので、要望のみの場合は対応されるかどうかは微妙で、『バグ報告』や『バグ報告+解決策』の方が採用される可能性は高いということでした。

OSS 開発活動の作業時のポイント

  • 作業時は常にメモする

    なぜならIssueを立てる際に情報を書く必要があり、手順を残しておくことがとても大事なため。

  • OSS 使用時に詰まったところはコントリビュートのチャンス

    自分が詰まったところは誰かも必ず詰まる。すなわち、改善の種!!

  • コードを書くだけがOSS開発参加の方法でない

    バグ報告だけでも要望を出したりするだけでも OSS 活動になる。なぜなら誰かが使ってフィードバックすることでソフトウェアが進化し、よりよくなっていくため。OSS は『みんなで助け合い』ながら良いソフトウェアを作っていく。

それって OSS

OSS かどうかの判断は、Open Source Initiative に管理されているかで行う。

OSSには、グレーという部分はなく上記に登場しないものは OSS でないと判断する(OSS の性質を満たすかどうかは別の話)

OSS 活動を進める際に上記で管理されないようなライセンスの場合は、ライセンス原文をちゃんと読んで自分の信念(コードのオープン性に関する考え)に一致するかを判断して進めることが求められる。

余談

OSS Gate のワークショップでは OSS にリクエストを出すところまでの一連を実施します。

ワークショップ中は、サポータの方に指導いただきながら進めるのですが、ちょっとでも良い点があれば褒めてくれるので、とても嬉しいと気持ちになります☺️

参考