技術書の読み方

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出会い方

まず、『何を読んだらいいかわからない』というのがあるけれど、出会い方としては次のようなものがある。

  1. 大型本屋での立ち読み
  2. 業界のインフルエンサのSNSTwitterやブログ等)
  3. Amazon のリコメンド
  4. これまでに読んだ本の参考書籍
  5. 著者、出版社、シリーズ
  6. 図書館

本の選び方

上記で出会った本に対して、次の観点で自分の欲しいものと一致しているかを確認する。

  • 目次や索引を読み、気になることが書かれているかを確認する
  • 誰を対象にしたものかを確認する。だいたい前書きに対象とする読者が書いてある

トレンドを知る

上記の方法で得られるのは、自身が知っていることベースのことが多く、先端的なことについては触れにくい状況にある。雑誌などを活用すると良い。

読み方

読書にかける時間

時間を無駄にしない読書の仕方について。

本の価値を時給換算する

それを読むのは『いま』なのかを考える。合わない本に時間をかけてもしょうがない。ちょっと読んで合わないと判断したら、流し読みに移行する。

合わないと判断する考え方に、サンクコスト がある。サンクコストは、すでに発生していて取り消しできない費用のことをいう。

例えば、1冊3000円の本を購入したとする。この時点でサンクコストは3000円となる。さらに、これを読み切るのに3時間くらいかかるとする。時給2000円の人にとっては本を読むのに、さらに6000円のコストが発生することになる。

サンクコストで、それだけの価値があるかを判断して、見合わないと判断したら、精読から流し読みに切り替えるのも手。

株の損切りと一緒で、出血を早く止めよう的な発想。

読書の目的をはっきりと持つ

読書を目的にしない。読書により、何を得たいかをはっきりさせながら読む。

手を動かす

技術書の場合は、実際に『手を動かす』という作業が必須。スポーツと同じで、自分の体を動かしてやってみないとできるようにはならない。

アウトプットは最大の成長

なぜか?

間違いに気づくためにもアウトプットは不可欠だから。発信しないと自身の理解が合ってるかを検証できない。

どうするか?

LTとかブログをやってみる。資料準備や書くことが頭の整理になる。 とりあえずやってみて好循環ループを作る。

参考